2007/01/21

なやむPop Shuvit


マレーシアのメタルコアラップバンドPop Shuvitが名古屋にもやって来る!

前回のJapan Tourは東京・大阪のみだったにもかかわらず、
今回はなんと名古屋見参!

そもそもこのバンド、
いったいどうしていつの間に日本で火がついたのか知らないけれど、
外資系CDショップで持って結構売れていた様子。
ワールドミュージックや中華ポップス以外のジャンルで、
日本盤が出てなおかつツアーも決行するなんて、
マレーシアアーティスト初の快挙です。

先述のPoint Blanc 脱退前はたしかに結構聞いてました。
しかしもともとR&Bリスナーの私はだんだんついてゆけなくなって。
リンキンパークとかスキな人にはいいんでしょうけどね・・・。

しかしマレーシア人アーティストのライブなんて、
そうそう見られるものじゃありません。
前回は東京までわざわざ??と思いスルーしたのですが、
名古屋に来るとなれば話は変わります。
カッコイイメンバーを生で見たい(笑)。

ただ・・・、ノリについていけないのは自信があるし、
一緒に行ってくださる方もいない。
これがシティヌルハリザなら、
在住マレーシア人やインドネシア人みんな行くのでしょうが、
メタルコアラップバンドは聞く人を選びますから・・・。




広東語・・・

ダイスキな潘瑋柏が「Wuha」というアルバムの中で「我不識広東話~」と歌っていましたが、
私も当然広東語がわかりません。
夏のKL旅行の時も友人に教えてもらった「我係日本人」ひとことだけで、
乗り切りました。

自分の普通話の不出来を棚に上げたうえで言うと、
KLの華人はみな広東語を話すので、
普通話が広東語なまりのような気がしてなりません。
台北以上に聞き取りができなくて虚しくなったのを覚えています・・・。
話者が多少なまっていたところで聞き取れるくらいの実力が欲しいものです。

前述のPoint Blanc ですが、
シングルのカップリング曲「KL Lheng Chai」が広東語ラップです。
タイトルにKLと持ってきたところから推測するに、
これも彼にとっての思い入れソングではないかと。
ならばゼッタイ内容がわかりたいけれど・・・。

ちなみに彼の出身地イポーは、
中華圏情歌王子の座にかけのぼった光良や、
国際派女優で最近はF1フェラーリ監督と結婚間近!?のミシェル・ヨーなど、
有名人を多く輩出し、KLと並び広東語が多く話されている地。

本人のブログによるといずれ歌詞をアップするそうですが、
繁体字が表示できるのかと躊躇していました。
ピンインでなくぜひ漢字表記でお願いしたいものです。
日本人なら何となくわかるかもしれないし。

過去にはPoetic Ammo名義でも広東語曲があったし、
これから発売になるフルアルバムも香港の広東語ラップ集団LMFのメンバーとのコラボ曲があるらしい。
これまで英語曲でマレーシア華人の一定の支持を掴んできたけれど、
これからは広東語曲でも評価されて欲しいです。

ところで最近のマレーシアでは、
台湾でも活躍する林宇中が(Malaysian Jazz Queenとよく称される)Shiela Majidと、
Too Phatは北京語ラップ集団、麻吉とコラボするなど、
異文化・異言語コラボが盛んな様子です・・・。

Point Blanc ソロ始動!

もともと私はマレーシアのラップグループPoetic Ammoの日本語ファンサイトをひとり勝手に作っておりました。
ただ、メンバーの脱退や所属レーベルの解散などによる今後の活動の不安、加えて自分の語学力の限界もあって、不本意ながらも放置状態になっておりました。
その間は中華エンタメに夢中になって今に至るのですが、
たまたま今日Poetic Ammoのメンバーで、かつ私のお気に入りの
Point Blancが自分のレーベルvoyeurrecordsを立ち上げ、ソロ活動開始というニュースを知り、大コーフン状態にあります。

解散したのかもと思っていたPoetic Ammoについてもどうやら存続している様子。
相方のYogi Bも
別のプロジェクトで活動しているので、現在はソロ活動期間にあるのでしょう。

新作「Ipoh mali」はオーディション番組「マレーシアンアイドル」出身のJaclyn Victorをヴォーカルにフィーチャーした英語曲。
出身地Ipohをタイトルにつけているのは、この曲が故郷へ対するオマージュだからなのでしょう。
おぼつかないながらも詞を解釈してみると、バックトラックさえも郷愁を誘うような気がして、せつなくなってくるような・・・。
彼のすごいのは、16歳で新聞の classifieds欄で見かけたラッパー募集の告知に、電話オーディションで合格。
すぐにKLに出てきて、学業と仕事を両立させ若くでラッパーとして名声を確立。

英語系ラッパーははぼマレー系かインド系のなかにあって、マルチリンガルを武器に孤軍奮闘していたイメージがあります。
Poetic Ammo活動停止中はどうやらエンタメ系ビジネスを起業または共同経営!?
いまもまだ十分若いのですが、ひょっとしたら半生をこの曲で振り返ってしまっているかもしれません。

久々に見るビジュアルは、髪の色を変えていてとってもわたし好みになってました・・・。

しかしmaliって何だかわからずもどかしい・・・。

マレーシアより届いたCD


マレーシアの英語系アーティストの気になる新作が発売になったので、
通販で買ってみました。
今回は欲しいものが揃っていた「
Eastern Records」をはじめて利用。
Mid Valley Mega Mallに「Rock Corner」という実店舗があり、
夏に利用したのでなんとなく安心感がありました。
しかしカートに入れて計算しても送料は出ず、メールで通知が来るという仕組みでした。
中3日くらいでEMSで届くのはいいけれど、送料はやたら高いです・・・。


左はToo Phatのコラボ曲を集めたCDと、MVのDVD。
DVDにはSiti NurhalizaとのMVの撮影風景も収録されていて、
日本にも結構いる彼女のFansにはオススメです。
わたくし的にはマレーシア芸能界きってのイケメンFerhadの姿を、
久々にこのCDで見られて懐かしかったです・・・。
これまでToo PhatのMVはyoutubeで見るしかなかったので、
こういう形での発売を待っておりました。

右は日本でもショウケースライブを行ったことのあるReshmonuと、
マレーシアのグラミー賞でもwinnerになったこともあるrabbitの新作。

↓ReshmonuフリーコンサートのCM