2007/07/15

マレー半島 美しきプラナカンの世界



著者のサイトを見て知ったこの本。
発売になってすぐに購入しました。

マラッカ等では中国からわたってきた男性と、
現地の女性の間で婚姻がすすみ、
その子孫たちのことをプラナカンを呼ぶそうです。

彼らはマレーシアの中でも独自の文化を築き、
建築・料理・ファッションなどさまざまな面でいまに伝えているとのこと。

まずこの本を手にして思うのは、
表紙・裏表紙がとても美しいということ。
もちろんカバーは紙なのですが、
一見すると「紙ではないのでは?」というほど、
写真に質感があります。
ステンレス板に色づけしてあるのかと思うほど、
光沢があって美しいのです。
読み進めていると、
マラッカで見学したババニョニャヘリテージのひんやりした感覚が蘇ってきました。
特に祭壇の祭られている部屋には、
葬礼で着る礼服が飾られており、
それを見た時はゾクっとしたのを思い出しました。
マラッカには2度行ったことがありますが、
次回はかならずこの本を持って出かけたい。
そしてババニョニャ料理を堪能し、
宿泊はプラナカン建築のホテルに。
ビーズ刺繍の小物を買って、
クバヤも仕立ててみたいものです。

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