2006/06/11

第17屆金曲獎と「台客」

わたし的には、
1.ニコラス君の新人賞基準外
2.Jayの非ノミネート
などの理由からあまり盛り上がっていなかったのですが、
ついついレッドカーペットの時点からネットで見てしまいました。

レッドカーペットでは、
いきなりの嵐のマツジュン登場に驚き!
プレゼンターとしての出席にどういうメリットがあるのかなと思ってたところ、
本人が中文で、秋にコンサートするって言ってました。なるほど。

リーホンは「弟と手をつないで!!」登場。
弟くんは以前と比較すると予想外にアカヌケてました・・・。

金曲獎は陶子と小Sによる経産婦コンビで進行。
いきなりの母乳噴出ギャグなどもあって、
「これはOKなの?台湾っ!」と思ったりしましたが・・・。

リーホンのオープニングステージは、
この日のためにアレンジされた「盖世英雄」の金曲獎バージョン。
思わず前ノリで手拍子したくなるアレンジでして、
わたしには意図が読めずちと残念だったかも。

なにげに感動したのは、ワタシと同じ誕生日のチア・チェン。
公私に渡るパートナーの受賞場面では号泣してましたね。
歌い方もそうですけどなんだかとってもかわいいです・・・。

印象に残ったのはMC hot dogの「我愛台妹」に参加したパティ・ホウのRap。
前フリで陶子と小Sが「台妹look」(!?)に身を包み、
さんざん盛り上げたあとの登場で。


この前フリ時客席では、
黒人やその彼女ファン・ウェイチーなどをはじめとして、
みんな往年のドリフよろしく「えんや~こらや」の部分の振りをしていたのは?
これが台客特有の振りなの?

Rap詞に明らかにパティを指して批判している「我愛台妹」、
おそらくパティのRapはそれに対するアンチテーゼだったのでしょう。
これを彼女の懐の深さと受け取るか、
今後につなげるしたたかさと取るかは、

その人次第になりそうですけれど・・・。

「台客」の概念がいまいち掴めていないのですが、
台湾独特のイメージを表現する際に最近多く用いられるけれど、
自分がそう呼ばれるとなると、
垢抜けない人と称されたようで抵抗のある人も多い・・・という言葉のようで。
と言って具体的に何を意味しているのかはよく解らないのですが(笑)。

「台妹」はそれの女性版で、
「台妹」とは対極にあるセレブなパティが、
あえてこのパフォーマンスに取り組んだ意外性が話題を呼びそうです。
素人にしてはRapもそこそこの出来で、
これもやはりJayの指導たるゆえんか、と誰しもが思ったと思われ。

今回のハイライトはリーホンの「最佳國語男演唱人獎」受賞でしょう。
昨年はプレゼンターカレン・モクの発音が災いして、
リーホンが受賞したと勘違いするハプニングがあっただけに、
今年の受賞で面目躍如といったところでしょうか。

それにしてもこのリーホン赤っ恥シーンを、
これでもかとイジる今回の金曲獎。
話題のためならなんでもするのね~台湾。
だって今年のプレゼンターは問題の人物カレン・モクと、
昨年の真の受賞者スタンリー・ホワンだったし(汗)。

「最佳國語流行專輯」はデヴィッドでしたけれど、
不参加のためパパが代理で受賞。
ちょっとしらけたうえにあっさりで、
このあとすぐ終了したのに気づかなかったほどでした。