2007/07/15

ふたりのニコラス

こんな日がくるなんて・・・。
全く想像すらしたことなかったぁ。

マレーシアのクチン出身で、
台湾で活躍する張棟樑。
彼は現在凱旋帰国プロモーション中。
スポーツtoto?の協賛で、
マレーシア各地でイベントを行っていますが、
そのメインともなる本日スンガイワンでのイベントは、
な~んとPoint Blancがオープニングアクトをつとめるらしいのです。
こりわ、わたくし史上最大の「萌え」イベントではないですか。

今回のソロCD発売で、
これまでの英語市場はもとより、
華人市場へも浸透を図っていると思われるPoint Blanc。
華語FM局もターゲットにして活動しているのが目新しい動きです。
マレーシア華人内だけでなく、
香港等においてもRapで広東語を用いること自体が少ない今。
ぜひぜひ広東語Rapの世界を確立して欲しいものです。
同じWarner Music所属だからこそ実現したと思われる今回のイベント。
それにふたりとも英名nicholasだしね!!
ケータイ映像でもいいから誰かyou tubeにあげてくれないかしらん。

ネクスト 世界の人気番組

NHK BS1でひっそりと展開されているこの番組。
ついにマレーシアの回がやってきました。

NHKとマレーシアの国営放送RTMはたしか提携関係にあるのですが、
番組では意外なことに、
TV3の情報番組だとかNTV7のグルメ番組だとかも取り上げていました。

RTMからは視聴者からの投稿をドラマ化して社会の問題点を考える番組と、
コントによって公衆道徳を周知する番組を紹介。
こちらはなんだかネガティブイメージを持たれかねない内容だったので、
マレーシアファンとしてはちょっと心配(笑)。

それにしてもこれらの番組すべて、
私はネット放送で見たことがあったこのに驚きました。
以前は旅行中にもかかわらず、
テレビを見る日と決めて外出を控えることすらあったのに、
家にいながらにして向こうの番組が見られるのですから、
本当にインターネットの進歩にも驚かされるばかりです。

マレー半島 美しきプラナカンの世界



著者のサイトを見て知ったこの本。
発売になってすぐに購入しました。

マラッカ等では中国からわたってきた男性と、
現地の女性の間で婚姻がすすみ、
その子孫たちのことをプラナカンを呼ぶそうです。

彼らはマレーシアの中でも独自の文化を築き、
建築・料理・ファッションなどさまざまな面でいまに伝えているとのこと。

まずこの本を手にして思うのは、
表紙・裏表紙がとても美しいということ。
もちろんカバーは紙なのですが、
一見すると「紙ではないのでは?」というほど、
写真に質感があります。
ステンレス板に色づけしてあるのかと思うほど、
光沢があって美しいのです。
読み進めていると、
マラッカで見学したババニョニャヘリテージのひんやりした感覚が蘇ってきました。
特に祭壇の祭られている部屋には、
葬礼で着る礼服が飾られており、
それを見た時はゾクっとしたのを思い出しました。
マラッカには2度行ったことがありますが、
次回はかならずこの本を持って出かけたい。
そしてババニョニャ料理を堪能し、
宿泊はプラナカン建築のホテルに。
ビーズ刺繍の小物を買って、
クバヤも仕立ててみたいものです。