いま最も勢いのあるマレーシア出身歌手といえば、
男性では光良、女性では梁静茹でしょう。
ほかにも多くいるのですが、
彼らの特徴をあげるとするとみな多言語を操るという点でしょうか。
北京語・マレー語・英語に加え家族のルーツである言語、
例えば広東語・福建語・潮州語など。
歌手に限らず一般のマレーシア華人でもこのような方は多いと聞きますが、
音楽を生業としている人というのはとりわけ耳が良いのでしょうから、
とくにこういった傾向が顕著ですね。
さて、上で名前をあげた梁静茹のいとこである張智成についてです。
彼も例にもれず多言語を操るうえに、
英語や広東語の曲もリリースしています。
私のお気に入りの歌手のひとりである彼は、
いとこの梁静茹とは対照的にこのところ表舞台から遠ざかっていました。
カラオケ全盛の台湾で、彼の歌うR&Bは普通のひとが歌うには難しく、
そのせいでリリースが期待できなかったという理由からなのでしょうか?
台湾をメインに活動しているにも関わらず、
台湾を除く中華圏でのみ新譜が発売されているという異例の状況でした。
カラオケ時代にそぐわないからというとんでもない理由で、
レコード会社から評価されていないとしたら、
彼のR&Bが大好きな私としては、
悲しすぎます・・・。
私は基本的に歌う曲と聴く曲は全く持って別だと考えているのですが、
台北のようにMRTのプラットホームでMVが映し出されている場面に出くわしてみると、
私の個人的な考えとは真逆の状況であることを肌で感じました。
そんな彼ですが、
このところの熱心なネット署名活動の成果が実り、
台湾でもリリースが決定したようです。
以前、小柄な彼が腕立てをしながら歌っているのを見たことがありますが、
ファルセットを多用する歌唱だけのことは有り、
そんな過酷な状況が歌にまったく響いていないのがとても印象的でした。
少し長い休暇をもらったと思って、
・・・とは簡単には思えないかもしれないけれど、
前向きに頑張って欲しいです。
今回の騒動では残念だと思う反面、
日本にも彼のファンが多くいる事を知って嬉しく思いました。
一緒に応援して行きましょう!
余談ですが下で熱く語ったニコラスも同じく張さんですが、
ニコラスはzhangではなくteo表記なんですね。
この表記はおそらく潮州系かなと思われますが・・・。
華人の英語表記の場合、
family nameをそれぞれのルーツの言語による表記にしているような気がするのですが、
そういうルールが存在してるの?
私の勘違い?
それともそんな事実は誰でも知ってる事なのか?
誰か教えて欲しいです・・・。
First painting in 2018
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Hello dear, it have been a while I have not do any posting on this blog.
Creativity comes in seasons. There’s a time to harvest your ideas. And
there’s...
6 年前
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