2006/08/20

張棟樑主演のマレーシア映画「第三代」


マレーシアで製作された広東語映画「第三代」。
先日行われた
film festival malaysia 19 - 2006ではいくつか受賞しています。
残念ながら主演の張棟樑の受賞はなりませんでしたが、
マレーシア製作の中文映画が受賞するのは非常に稀なケースのようです。
http://www.chinapress.com.my/content_new.asp?dt=2006-08-15&sec=entertainment&art=0815en02.txt
http://www.chinapress.com.my/content_new.asp?dt=2006-08-15&sec=entertainment&art=0815en07.txt

ちなみにこの映画を映画祭の協賛イベントで無料で見られる機会があったのですが、
当日わたしはチケットを持っていないイベントを見にgenting highlandへ急ぐ必要があり、
泣く泣く見送ったのでした。
でも現地まで予想より時間がかからなかったため、
結果的には余裕で見られたっぽいのが悲しい。

おそらくVCD等発売されていないので、
せめてサントラCDをと思って日本にいてもネットで探していたけれど見つからず、
現地で最終日に見つけることができたので嬉しかったです。
しかも写真集つき。


サントラの中には張棟樑の歌う曲も収録されています。
この曲の興味深いのは、サビの一部分に、
テレサ・テンの「時の流れに身をまかせ」が使われているのと、
張棟樑が作詞している点です。
ゆったりした曲調で昔のマレーシアを思わずにはいられない感じ。
・・・ってよく知らないですけど、いまほど経済も発達していなくて、
時がゆっくり流れていくようなイメージが浮かびます。
他の曲もみな郷愁を感じさせるような雰囲気で素敵です。

マレーシアへ移民してきた中国系の第三世代を描いたこの映画、

ファッションなども現在と違って興味深いのですが、
当時の中国系マレーシア人の 悩みや葛藤を理解するのに、
大変有用だと思われます。
サントラ聴いていると見たい思いがますますつのってきます・・・。

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