谷町線中崎町駅からすぐのプラネット・スタジオ・プラス・ワンで見ました。
すごく小さな映画館。
救急車とかが通っていったら、それに音を遮られそう。
座席もエコノミークラスくらいでした。
ここにもヤスミン監督は来場され、
至近距離で拝見することができました。
小さい会場ならではですね。
「細い目」に関しては、華人の多い町イポーで撮影された、
金城武をスキなマレー系オーキッドと華人のジェイソンとの恋愛モノくらいしか予備知識を持っていませんでした。
そんな私にとってラストシーンはまったく予想もつかない展開でした。
オーキッドが留学に旅立つ直前に電話で話したのは、
いったい誰だったのだろう。
いろいろな解釈の仕方がありそうです...。
ムクシンの中で意味ありげにオーキッドを見つめてた少年が、
実はのちのジェイソンであったこと(と、あいち国際女性映画祭では言っていた)、
そして細い目のラストでのジェイソンを思うと、
彼がどこかのシーンで言った「運命」というフレーズが、
この映画のキーワードになっているように思います。
その後のオーキッドはどうなるのか?と気になって仕方のない今。
だから、時間軸で「細い目」の続編と言われる「グブラ」も、
より一層見たくなります。
トークではヤスミン監督の「フィクションは撮れない」的発言もあったように思います。
確かにストーリー・設定などご自分の経験を多く反映されているようであり、
監督自身の半生に興味を持ったワタシです。
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